6月は気温や湿度の変化が大きく、衣替えにぴったりの季節。
とはいえ、単に冬物をしまって夏物を出すだけでは、クローゼットの中はすっきりしません。
毎年「なぜか着ない服」が残ったまま、スペースを圧迫していませんか?
このタイミングで意識したいのは、「今の自分に本当に合っているか?」という視点。
体型や好み、生活スタイルの変化に合わせて見直すことで、クローゼットも気持ちも軽やかになります。
衣替えを“入れ替え作業”で終わらせず、暮らしを整える機会にしてみましょう。
「ときめき」より「実際に着ているか」で判断する

服を手に取ったとき、「好きかどうか」よりも、「最近これを着た?」と問いかけてみては。
着ていない服には、理由があります。たとえばサイズが合わなくなった、今の生活に合っていない、手入れが面倒、など現実的な背景があるはずです。
気づかないうちに「いつか着るかも」と取っておいた服が、クローゼットの余白を奪っていることも。
この視点で見直すと、“好きだけど着ない”ではなく、“今の自分にフィットしているか”が基準になります。
本当に必要な服だけが自然と残り、日々の選択も心地よく整っていきます。

よく着る服=今の自分に合っている服
何度も袖を通している服には、「動きやすい」「気分が整う」「お手入れがラク」など、自分でも気づいていない“理由”が隠れています。
つい選んでしまう服こそ、今の自分にフィットしている証。
そこに気づくと、自分のスタイルや価値観が自然と見えてきます。
無理に流行を追ったり、おしゃれを頑張る必要はありません。
“ちょうどいい”と感じる服を知ることが、身も心も整うスタイルの出発点です。毎朝の服選びが少し軽くなるだけでも、暮らしのリズムは変わっていきます。
「減らす」ことで、迷いも減る
着ない服を減らすことは、単にクローゼットをスッキリさせるだけではありません。
選ぶ時間が短くなり、収納スペースに余裕が生まれ、なにより「着ないのに捨てられない」という気持ちの負担が軽くなります。
服の量が減ることで、毎朝の服選びもスムーズになり、自然と自分のスタイルがブレにくくなるのもメリットのひとつ。
選択肢を絞ることは不自由に思えるかもしれませんが、実は暮らしの質を上げ、日々の判断をシンプルにしてくれる手段です。


6月の衣替えは、自分を整えるタイミング
衣替えは、ただ季節に合わせて服を入れ替える作業ではなく、「今の自分にちょうどいい服」を選び直す絶好のタイミングです。
着ていない服を見直すことで、「なぜ着ていないのか?」という理由に自然と意識が向き、体型やライフスタイル、気分や価値観の変化に気づくことができます。
たとえば…
サイズ感が合わなくなった
手入れが面倒で着る機会が減った
今の気分に合わなくなった
こうした理由を受け入れることで、「本当に必要な服」だけがクローゼットに残ります。服の量が整えば、毎朝の服選びもラクになり、気持ちにも余裕が生まれます。
6月のこの節目に、“着る基準”をやさしく見直してみませんか?
日々の装いが、もっと軽やかで心地よく変わっていきます。

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