家族でやめたことから始まった|シンプルでミニマルな暮らしのすすめ

リビングのソファー

忙しい毎日の中で、「もっとスッキリ暮らしたい」「家の中をごちゃごちゃさせたくない」と感じたことはありませんか?

私たち家族も同じように、あれこれ抱え込みながら過ごしていました。


でも、何かを「増やす」のではなく、「やめてみる」ことから始めたら、少しずつ暮らしが軽く、心が落ち着いてきたのです。

この記事では、私たち家族が実際に“やめたこと”をきっかけに始まったシンプルでミニマルな暮らしのヒントを5つご紹介します。


無理なく、自分たちらしく整える暮らしの第一歩として、ぜひ参考にしてみてください。

目次

モノを増やす前に「手放す」を意識する

家族でシンプルな暮らしを始めるにあたり、最初に見直したのは“なんとなく残っていたもの”です。

使わない雑貨、重複した収納ケース、古くなったタオル…。

一つひとつ手に取り、「また使うかも」という気持ちを整理していくことで、モノと気持ちの両方に余白が生まれていきます。

1年以上使っていないものは手放す候補に

同じ用途のものは「1つだけ持つ」を意識

子どもにも“残す基準”を一緒に考えてもらう


無理に捨てるのではなく、“持つ理由”を見つめ直すことで、自分たちらしいシンプルな暮らしへの一歩を踏み出せます。

「とりあえず買う」をやめたら、選ぶ時間が丁寧になった

忙しい日常の中では、つい考えずにモノを購入してしまうことがあります。

しかし、衝動的な買い物はモノの増加や支出の原因となり、結果的に暮らしの質を下げてしまうこともあります。

そこで効果的なのが、「買う前に一晩考える」というルールを設けること。これにより、本当に必要かどうかを冷静に判断できる時間が生まれます。

衝動買いは「一度保留する」習慣をつける

家族で「なぜほしいのか」を話し合う時間を持つ

購入前に「家にあるもので代用できないか」を見直す


こうしたステップを取り入れることで、不要なモノを減らし、シンプルで整った暮らしへと近づけます。

「完璧にしようとする気持ち」をやめたら、ラクになった

毎日家の中をキレイに整えようとすると、知らず知らずのうちに疲れてしまうことがあります。

完璧な状態を保とうとすると、プレッシャーになりやすく、家族の誰かが負担を感じてしまうことも。

そこで大切なのは、「散らかっても大丈夫」「元に戻せればOK」という、心に余裕をもたせた考え方です。

毎日完璧を目指さなくてもよい。自分たちのペースで整える

1日数分だけ“軽くリセットする時間”を習慣にする

出し入れしやすい収納に見直して、片づけのハードルを下げる


決めごとに縛られすぎず、“ちょっと整える”という小さなアクションを重ねることで、自然と心地よい空間が保てるようになります。

「とりあえず保管」をやめたら、気持ちの切り替えがしやすくなった

書類や子どもの作品、贈り物など、「なんとなく捨てられないもの」は、つい溜まりがちです。

そうした思い出や記録の整理には、タイミングを決めることが効果的です。

気持ちの節目がつきやすくなり、迷わず手放せるようになります。

学期ごとや季節の変わり目に「見直す日」を設ける

手放しにくいものは写真に残して記録だけ残す

保管スペース(箱や引き出し)を決め、それ以上は増やさないようにする


感情により添いながら整理することで、暮らしも気持ちもすっきり整います。

持ちすぎず、必要なものだけを大切に扱うことが、シンプルな暮らしの土台になります。

「便利さ優先」をやめたら、会話と工夫が増えた

便利な家電やサービスに頼ることで家事がスムーズになる一方で、家族の関わりが減ってしまうこともあります。

だからこそ、あえて“手間を共有する”ことが、豊かな時間につながる場面もあります。

日々の小さな習慣を見直すことで、自然と家族の会話や協力が生まれてきます。

食器洗いを“会話の時間”にして、さりげないコミュニケーションを

週末の買い物を“目的のない散歩”に変えて、一緒に過ごす時間を楽しむ

家族で「選ぶ」「迷う」時間を共有し、小さな決断をともにする


こうした何気ない関わりが、家族の距離をほどよく縮めてくれます。

便利さだけに頼らず、“一緒に過ごす手間”を楽しむことが、シンプルで心豊かな暮らしにつながります。

シンプル&ミニマルな暮らしを始める5つのステップ

シンプルでミニマルな暮らしは、「何かをやめること」から始まります。

でもそれは、不便を受け入れることではなく、本当に大切なものを選び直すという前向きな行動です。

暮らしの中にある小さな見直しが、心と空間にゆとりをもたらします。

モノを増やす前に、「これから持ち続けたいもの」を見極める

衝動買いを控え、選ぶ時間に意識を向ける

完璧を求めすぎず、自分たちのペースで整える

曖昧な保管をやめ、見直すタイミングを決める

便利さに頼りすぎず、手間を“家族の関わり”に変える



やめたことの先には、軽やかで心地よい日常が広がっています。

無理なく、少しずつ。

自分たちらしい暮らしを整えていくことが、家族との日々にぬくもりと心のゆとりをもたらしてくれます。

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